ここ何年か、正月にその年のモットーを色紙に書いている。
昨年は「天の試練」。
いろんな試練がありましたが、まあなんとか乗り越えられたような気もします。
この言葉を咀嚼するときに「誠実であれ」と思っていたようにも思います。
実際はわかりませんが気持ち的には少ーし成長もできたのではないかと思っています。
そして今年の標語。
「心技体」
40を前に、己を鍛えなおす年としたいと思います。
・・・さてどうなることやら。
2009/01/03
へりくだって、つつましやかな様子を[謙虚]といいます。
へりくだり過ぎる人が居ますが、それはもう謙虚ではなくて卑屈です。
謙虚な人には余裕があります。
とても美しいと思います。
控えめだという部分を引き合いにして、謙虚さを良くないイメージで捉えている人もいます。
しかし謙虚であるということは、他人に対して驕ることがないということであって、
決して自信がないわけではありません。
あるがままを受け入れ、自分を客観的に捉えることができなければ謙虚にはなれません。
とても難しいことですが、だからこそ謙虚であることは重要だと思うのです。
自己主張をすることも大切ですが、まずは落ち着いて周りを眺めて見ましょうよ。
そうして自分を見つめてみましょうよ。
2008/02/13
天の将に大任を是の人に降さんとするや
必ず先ず其の心志を苦しめ、
其の筋骨を労せしめ、
その体膚を餓えしめ、
其の身を空乏にし、
行うこと其の為さんとする所を払乱せしむ。
心を動かし性を忍ばせ、
其の能くせざる所を増益せしむる所以なり。
孟子
2008/01/15
人はよく「がんばれ」って言います。私もつい子供に言っちゃったりします。
でも、がんばってる人に「がんばれ」っていうのは相当に酷なことだと思います。
鬱病の人に「がんばれ」や励ましの言葉がNGというのは最近随分広まってきました。
がんばりには個人差があるので、傍目から見てがんばっている様子がよくわかる場合とそうでない場合があります。
自分から見るともうちょっとがんばれるんじゃないの?って思っても、本人はものすごくがんばってることもあります。
でももうこれ以上がんばれないと思っていても「がんばれ」って言われてもうちょっとだけがんばれちゃったりすることだってあります。
心理カウンセラーをやっている友人とも話しますが「がんばれ」というのはとても難しい言葉です。
相手との関係や状態、使うタイミング、言い方ひとつで、間逆の効果を生み出します。
「挫けないでね」っていう意味をこめてつい「がんばれ」って言っちゃいますが、
せめて「がんばってるね」と暖かく見守る方向で使えるように気をつけたい言葉です。
2007/11/08
私の座右の銘は、「平常心」。
・・・というと、私をよく知っている人には大笑いされるのだけれども。
でもまぁだからこその座右の銘というか、戒めの為にも心に刻んでおきたい言葉なのです。
ご存知ない方の為に説明を加えると、私はどちらかというと割りと激しやすいほうで、
ある友人は茶化して「正義の人」などと呼んだりもするけれど、
言ってみれば放っておけば良い様なことが放っておけないというか、
自分に全然関係ないことでも、かなり本気で怒っちゃったりします。
平たく言えばおこりんぼってことですね。
普通の人だったらヘコんじゃうような場面では、自分に怒ってたりします。 予定通りに事が運ばないと、そのこと自体に怒ってたりします。 そんなに腹立てなくてもーと自分でも思いますが、やっぱり立っちゃうんですね、腹が。
若い頃は怖いもの知らずですから、よくトラブルを起こしてたようです。
(本人は正義のつもりなのであまり気づいてません)
そういうつもりはなくても結果的にケンカをふっかけてたりします。
もう最悪です。もしももう1人自分がいたら、多分すごく仲悪いです。
妊娠・出産を機に、これではいかんと本格的に思いました。
そのときに出会ったのが「平常心」という言葉。
言葉自体は知ってましたが、なんでだったかその時心の深ーいところにずーーーんときました。
なにものにも囚われず、煩わされず、波立つことのない心。
しかし平常心であろうとすること自体が既に平常心でないわけです。
平常たらんためには、あるがままの自分を認め、受け容れるということが肝要なわけで、
日々の些事に一喜一憂(怒ってる?)している自分を受け容れることこそが
囚われのない穏やかな心になる道なわけです。
えーと、なかなか実践は難しいですが、いい言葉だなぁと思います。
2007/10/03
袖すりあうも他生の縁、ってね。ご縁は大事にしないとね。
37年も生きてくるとまぁ結構いろんな人と出会います。
学生時代の友人・恩師、社会人になってからの同僚・上司・部下、趣味で出来たお友達、ママ友、etc...。
すごーく仲良しになる人もいれば、なんとなくそりの合わない人もいます。中には理解不能な人もいます。
お互いに人間ですからね、当然です。
だけどね、やっぱり何某かのご縁があってのこと。 どんなご縁が、自分に新しい目を開かせてくれるかわかりません。 ひとつひとつのご縁を大事にしたいですね(希望)。
2007/9/27